口腔外科

トラブルを起こしやすい親知らずは早めに対処しましょう

親知らずとは、思春期以降に生え始める前から数えて8番目の歯です。別名「8番」や「智歯（ちし）」とも呼ばれます。 親知らずは斜めや横向きに倒れて生えることが多く、炎症を引き起こしやすい歯です。

親知らずを全て抜く必要があるわけではありません。なるべくトラブルを起こす前に歯科医師の診断を受けることが大切です。

顎の雑音、痛み、口が開きづらいという症状のある方に

顎関節症とは、顎の関節やその周囲の筋肉に起こる不調のことを指します。 非常にありふれた疾患で、2人に1人が一生の中で経験すると言われています。

主な症状は以下の通りです：

• 顎の雑音（クリック音）
• 顎の痛み
• 口が開きづらい

症状が続く場合は、歯科を受診することをおすすめします。

歯を失った部分に使っていない親知らずを移植する治療法

歯を失った場合、ブリッジやインプラント、入れ歯に加えて「歯牙移植」という治療法が適用できる場合もあります。 親知らずを他の部位に移植することで、噛み合わせの回復が可能です。

歯ぎしりによる歯や顎関節へのダメージを軽減する

歯ぎしりは歯や顎関節に大きな負担を与える行為です。 マウスピースを装着することでダメージを軽減し、歯や顎を保護することが可能です。